流行り廃りは世の常。対空偏り配置に寄り添うryoです。
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対空砲を偏らせて配置してラヴァバルアタックを牽制する村を、対空偏り配置と呼んでいます。
対空砲が偏っているということは、ヒーラーの安全地帯が広いはずで、そこから攻撃を組み立てていくのが王道だと思われます。
それでも!
この対空偏り配置を前にして、やっぱりラヴァ攻めしてみようという空攻め中毒患者は後を絶ちません。
言ってしまえば全壊結果にたどり着くには実に効率の悪い試みです。
ということで、何もそんな頑張り方しなくていいのにと自覚しつつ、プランニング過程と実践で気をつけたポイントを整理してみようと思います。
また、記事全体を通じて、あーでもないこーでもないと悩みながらの思考をなるべくそのまま再現しています。
読み味は全然さっぱりしていないことをご了承ください。
悩みや葛藤をそのまま掲載している点にご注意を。
プランニング
まずはプランニングの過程をたどっていきましょう。
攻略配置
- 対空砲が「へ」の字型に配置されている。
- 防衛クイーンは対空砲の列からやや遠い方向(配置中央を起点に逆方向)に配置されている。
- 防衛キングは対空砲エリアを守っている。
空攻め、陸攻め、の視点から見えてくるポイントをざっと列挙しました。
この配置の性格としては、ゴレホグとハイブリッドを両方牽制する狙いが見て取れます。
現在強化されつつあるホグライダーアタック(ゴレホグ)は、防衛ヒーローが天敵になります。
そこで、クイーンとキングを遠い場所に配置して、防衛ヒーローズをゴレパートで同時処理できないようにしています。ゴレホグ対策ですね。
次に、対空防衛可能なクイーンを対空砲から外して配置して、ラヴァバルの天敵をゴレパートで同時処理できなくしています。
合わせて、対空砲そのものを配置の一方向に偏らせているため、ラヴァバルのコントロールが困難なエリアが広くなっています。これらがハイブリッド対策になります。
【陸攻め研究室】初心者がゴレホグの基本を考える。ラヴァバルアタックと何が違うのか、三つの視点から考察。今回は、この配置を初見で攻めてみたので、プランニングの概要を早速追いかけてみましょう。
プランニング陸パート
- 緑の線の中を陸ユニットで削りたい。
- 緑の?マークは壊し切れないかもしれない。
- 白い矢印はキングウォークの進路イメージ。
ご覧の通り、今回は陸パートの削りで(1)防衛クイーン、(2)防衛援軍、(3)イーグル、(4)エアスイその他対空設備を狙っています。
陸のターゲットの中に対空砲が一つも入っていないことに疑問を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、少しだけ遠回りな注釈を記しておきます。
陸の削り方、選び方
当ブログでは、陸の削りは、その配置で、ラヴァバルが楽になるかどうかを基準に組み上げることを推奨しています。
配置は千差万別な上にラヴァバル対策陣も進化しているので、例えば、クイーンと対空砲を陸で狙ったらそれが罠だった(ラヴァパートが全然楽にならない)という配置も存在します。
陸パートで天敵を狙う考え方は落とし穴にはまる危険があると思っています。
より正確には、ラヴァバルパートを楽にしようと考えたら(目的)、最終的にクイーンや援軍、対空砲などの天敵を潰すプランが出来上がっていた(結果)、と言うのが理にかなったプランニングだと考えています。
そう考えるからこそ、結果的に対空砲を陸で狙わない削りのプランが出来上がったとしても、それは何もおかしなことではないと考えています。
空パートを楽にする削りを目指す。
対空砲やクイーン、援軍などの天敵に縛られて考える必要はない。
密集した対空砲は難攻不落か
対空砲を偏らせたり密集させたりする配置はラヴァバルアタックに対して難攻不落なのでしょうか。
過去記事でも考察していますが、強い面と弱い面、両方あると考えています。
防衛上強い面は、火力が高いこと。
ラヴァの自慢の体力もガンガン減らされていきます。バルーンが接近する前にラヴァが溶かされてしまえば近づくことすら許されません。
反面、弱い面は、設備間の距離が短いこと。
移動距離が短いということは、一旦バルーンの接近を許してしまったら、目の前のバルーンを食い止めることが困難です。
まとめると、寄せ付けたくない防衛側と、近づけば勝ちの攻撃側の構図になります。
攻撃側の目線では、ラヴァバルの序盤からハイスピードな展開を心がけるのが王道のアプローチになりそうです。
【クラクラ空攻め研究室–TH11】合理的な「対空砲偏り配置」攻略を考えてみる。メリット?デメリット?接近できるかどうかが勝負の分かれ目
空パート⑴
では、次は空パートのプランをざっと見ていきましょう。
- 矢印はバルーンの進路予想。
- 黄色=基本的にまっすぐ進む進路をキープしたい。
- 赤色=黄色のバルーンと合流したくない。
- ルート変更のテクニックを使ってインフェルノを破壊する。
先に述べた考えを確認すると、対空砲が密集気味の配置に対しては、バルーンを素早く接近させることが重要でした。
バルーンを素早く接近させる方法はヘイストやレイジの活用が有効ですが、それよりも重要なのは、バルーンの進路をぐちゃぐちゃにしないことです。
バルーンが、対空砲やシングルインフェルノに効率よく接近することで、ラヴァの体力を温存することに成功します。
ルートコントロールが出来たら、ヘイストなどの呪文がさらに活きていく関係になると考えています。
効率の良いルートを前提に、呪文でさらに加速させることもできる
空パート⑵
12時エリアのイメージになります。
- 3本目の対空砲から4本目の対空砲に向かうまでのルートが複雑
- 補助バルーンの連動が欲しい(効率良いルートの作成)
- ピンク矢印の補助バルーンを活用して進路を一本道にする。
ここも、先ほどの発想がそのまま当てはまります。
バルーンがラヴァに追いつかないと攻撃側は苦しくなります。
ここを突破できればあとは押し切るだけです。
ユニットバランスとまとめ
今回、ラヴァパートの攻防バランスは次の通りです。
- ラヴァ4体バルーン23体
- レイジ、ヒーリング、フリーズ、ヘイスト4
VS.
- 対空砲4本
- シングルインフェルノ
- マルチインフェルノ(?)
防衛設備は特にラヴァに対する脅威を記載しました。
数だけ見たら、対空4本+シングルITに対してラヴァ4体で戦うのは不安になります。
しかし、今回は対空砲同士とITの距離が近い関係になっています。
寄せのスピード勝負に成功すれば攻撃側に勝機があります。
ちょっとだけ結論先取りしてしまうと、ラヴァが割れずに残って決着しました。
このように、ユニットの必要数を考える時は、設備の数だけで考えるのは危険だと思っています。
一般論、あるいは目安として、対空砲の数とラヴァの数を公式化するのはプランニング時間節約の助けになると思います。
しかし、練られた配置に対して一般的な考えを当てはめただけで何の手当てもしないのは危険だと思います。
設備の並び方次第で、防衛側と攻撃側の力関係は大きく変わるので、配置の特性に合わせたユニット数を探し続けたいですね。
防衛配置の性格を考慮したユニット編成を探す!
目安や基準が答えになるとは限らない!
実戦分析
ここからは、実際の動きに合わせて、ポイントを抜粋して整理してみたいと思います。
細かいところではバーバリアンをばらまいてテスラを探ったりしていますが、そのあたりは省略します。
キングウォーク
- キングウォークを開始したシーン
- おでんを利用してキングウォークの進路を消滅させている
- ボウラークイーンを投入する進路を確保
- キングのお共ウィズ2体で、壁越しのアチャ塔をカットする
今回は陸の削りが比較的狭いエリアに限定されているのでゴーレムを使用していません。
その場合、盾役になるのはバーバリアンキングです。
キングウォークを組み合わせてサイドカットと盾役を同時にこなしてもらいました。
また、ボウラーたちが壁越しに歩かないようにお共ウィズでアチャ塔も消しておきました。
【クラクラ空攻め研究室】陸の削りは難しい?”キングウォーク”で差をつけろ!おでんの串刺し
私が勝手に呼んでいる小技、おでんの串刺しが発動したシーンです。
レイジの輪の中で無敵状態のユニットが大暴れしています。
ユニットたちは防衛クイーンへのカウンターモードも発動させながら全員きっちり壁の向こうに侵入していきます。
【クラクラ空攻め研究室】TH11の新戦術!?『おでんの串刺し』陸の削りは進化している!穴あけ壁あけ! 【クラクラ攻略】まずは無差別ユニットの”カウンターモード”を知っておこう!無差別ユニットの法則に迫る!陸の削り完了
目論見どおり、狙いのエリアを削り切っています。
壊れたらいいなと思っていたマルチITは破壊できませんでしたが、構わず空パートを開始しましょう。
ルート変更⑴
5時から3時の面にラヴァバルを展開したシーンです。
プランどおり、シングルインフェルノと対空砲を効率良く破壊したいです。
そのために、赤丸で囲んだ移動距離(=移動時間)も利用してみましょう。
配置を利用したルート変更の下準備ということですね。
ルート変更⑵
3時エリアにレイジを投入しています。
これによって、3時エリアのバルーンはワンターンワンキルの行動をキープして先に先に進んでいきます。
結果、長い移動距離を飛んでくる5時のバルーンは置き去り状態になり、最寄りの設備がシングルITに変化していきます。
ここから
このように進路が変わります。
ちなみに、シングルITと対空砲を凍らせてラヴァの体力を温存しつつ、パピィを生存させることに成功しています。
まずは第1の関門突破です。
【クラクラ空攻め研究室】バルーン講座 基礎の基礎補助バルーン
12時エリアの補助バルーンを展開しています。
ラヴァバルでありがちなミスは、主力バルーンに呪文を使うことに集中しすぎて補助バルーンが遅れてしまう形です。
今回のように補助バルーンのタイミングがキモになるプランであれば、なおのこと補助バルーンが遅れないよう注意を払いたいところです。
今回は、上記画像のように、バルーンたちが連動して防衛設備を破壊してくれました。
対空砲から対空砲への進路が寄り道せずに確保できています。
仕上げは呪文
対空砲を壊し切ると、ラヴァがバルーンを常に先行する関係は弱いものになります。
今回の配置は、ラヴァバルの関係が弱まるエリアで範囲ダメージのウィズ塔が並んていました。
そこで、塊になったバルーンが全滅しないよう、ヒーリングの呪文を使っています。
また、3本のテスラ森が出現しており、補助バルーンを当てています。
決着
最後のヘイストを落としたシーンです。
大量のユニットが生存しており、勝ちは確定しています。
ラヴァも生存しており、スピード勝負に勝ちきったことが確認できます。
リプレイ
対戦リプレイになります。
こうして見ると、マクロの視点からはプランニングは大胆に、そして、ミクロの視点ではユニットや呪文配置は基本に忠実に実行しているような気がします。
まとめ
ある意味無茶な試み。
対策陣を攻略するならセオリーに縛られてちゃいけない。
プランニングの結果と目的を誤解しない。
ユニット配置(操作)は基本に忠実に。
プランニング記事はいろんなまとめ方があって書いていて面白いです。
いつもより悩みを見せながらまとめる格好になりました。
本記事で、何か一つでもピンと来た方がいらっしゃるならば、幸いです。
【クラクラ空攻め研究室】案内所
攻略記事ありがとうございます‼️大変参考になりました‼️この配置空で全壊出来るんですか(゜ロ゜)
>タイガーシャークさん
いつも閲覧、コメントいただきありがとうございます(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ु⁾⁾
相手のリーダーだったので、リーダー対決したいなぁ、ブログのネタになるなぁと思って、弱点を探す事に成功しました٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)
基本に従って戦いきることができてホッとしています。
これからも、お役に立てる記事を挙げていけたらと思います♫