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シリーズの続編 プランニング編・仕上げに向かう!
サザンクロス陣のプランニング編、続編です。
プランニングと言っても、リスク覚悟で攻めていい時とそうでないときで、同じ配置でも考えることは全く違うものになっていきます。
何にも考えなくても攻めてしまえるフレチャとの最大の違いですね。
様々な課題を満たしつつ、夢の初見全壊を目指した思考過程とは!?
振り返ってみると、スーパーテクニックなんてものはどっかの凄い人にやっててもらえば良くて、自分にできる基本の基本を貫いて全壊を掴み取るのが我が道のようです!
- イメージを実現させる具体的な作戦を立てる!
- 難しいことはやらない!基本に基本を重ねていこう!
おさらい 配置の特徴と全体のイメージ
おさらいしておくと、サザンクロス陣の特徴は次の通りです。
- 基本構造は回廊陣!
- 五重構造の影響で、ぐるっと一周する攻め筋が使いにくい!
- ギガてっちゃん、イーグル砲、インフェルノが活躍しやすい!
続いて、全体のイメージは、
- 攻撃目標はとにかく煮干しを外さない。
- ギガてっちゃんを必殺の方向で考える。
- 重厚なゴレパートでギガてっちゃん含む12時エリアを壊す。
- ゴレパートにおでんも突っ込んで自爆ダメージを回避、破壊率を稼げるだけ稼ぐ。
でした。
では、合理的に破壊率上昇を狙う思考方法を辿ってみましょう!
ギガてっちゃん討伐はサイドカットの闘い
12時エリアの闘いを考えていきましょう。
何が何でもゴレパートでひっくり返る訳にいかないので、安全運転で考えます。
今回、サザンクロス陣ならではの特徴で、ギガてっちゃんが隔離される格好の回廊状態になっています。
ユニットは近い設備を辿って行動するのが原則なので、他の設備から距離の遠いギガてっちゃんは攻撃側のユニットに無視され続ける理屈になります。
しかしそれは困る。私はギガてっちゃんを狙っているのです。
なので、ギガてっちゃんを狙うしかない状況を作り出さなくてはいけません。
クラクラでは、それをサイドカット(※)と呼びます。
※ユニットを狙い通りのエリアに誘導する下準備の過程、あるいは技術のこと。
2カ所をカットしないと未来は見えない
ギガてっちゃんへ突撃するには、2カ所のポイントをカットしておかないと(消しておかないと)、ヒーロー達が狙い通りの動きをしてくれません。
そこで、今回の配置を元に、次の作戦を考えました。
具体的なプランニングは一期一会のものなので、全体のイメージを実現する手段の一つという意味でお読みいただけますと幸いです。
11時のカット
まずは、11時のエリアをゴレウィズの王道コンビでカットします。
ウィズの配置場所は、不意に現れかねない隠しテスラリスクの無い場所を探しておくのが細かい気配りになります。
このコンビの連携が安定しないことにはギガてっちゃん突入が失敗するので、「隠しテスラがあり得ないこと」を確認する作業は拘っても良いシーンですね。
- ゴレの配置に角度をつけてアチャ塔前が安全地帯なのか確認
- 安全なら速攻でウィズを配置してカット開始
- テスラが出てくるなら一泊待って呪文工場前からウィズを配置
実際の攻めではテスラが出現しなかったのでサクサクウィズを展開しています。
ちなみに、アチャ塔眼前のウィズは射程距離の関係で12時方向の闇の兵舎を破壊できません。
破壊できないことが後の展開のキーポイントになっていきます。
ゴレの体力、ウィズの火力と射程距離、うまく噛み合って11時エリアを削ることに成功しました。
1時のカット
続いて、1時方向をカットしなくてはヒーロー達が外周していくリスクは消えません。
今回は、1時方向からウォールバスターこと陸トパコを突撃させる作戦を採用しました。
小技の一つ、トパコの進軍を支えるウィズも追加する作戦です。
ご存知の通り、トパコはギガてっちゃんに向かって直進する性質があるので、サザンクロス陣のような回廊系配置の狙いを簡単に無視して行動させることが可能です。
別の言い方をすると、トパコは設備の並びも壁の並びも無視して行動するので、THの位置を逆手に取れば回廊陣を簡単に引き裂いてくれます。
今回は、次の通り配置をぶち抜いてくれました。
わき道に逸れることなく突撃開始です。
続けて見ていくと。
後追いのウィズこそ2時に出現したテスラに焼かれてしまいましたが、黄色のラインで示した範囲の設備は消滅しています。
無事、サイドカットは成功しました。
ゴレとトパコの選択の根拠
ここで、なぜこの配置に対して11時ゴレ、1時トパコを選んだのか振り返ってみます。
12時を守る防衛設備の守備範囲を示しています。
外周を仕切る豆腐壁。
その端っこを基準にして確認したところ、11時側のアチャ塔は壁の外まで攻撃が届きました。
逆に、1時側の大砲は壁の外まで攻撃が届きません。
この違いをもとに考えてみると、実戦で採用した、ゴレを壁沿いに歩かせて偵察兼ウィズのための安全圏を作り出す作業が、1時方向で展開しようにも大砲のタゲが外れてウィズが焼かれる展開が見えてきます。
つまり、1時方向のサイドカットは11時方向に比べて、ウィズの安全圏が小さい形になります。
この違いも考慮に入れつつ、出来上がったイメージが次のものでした。
サイドカットは設備を残す意識が必要
サイドカットは不要な設備を消す作業ですが、別の言い方をすれば必要な設備を残す作業でもあります。
「必要」とはなんなのかという話になりますが、それは、目的の設備(エリア)にたどり着くために必要な設備、つまり導線として必要な設備を残すという話になります。
このように、緑のラインで示した設備だけが配置されていたとしたら、ユニットはギガてっちゃんを目指す以外に選択肢がないことになります。
仮定の話で、緑のラインの設備が全部消えていたら、ヒーロー達は他の外周設備を探す可能性が再浮上します。
サイドカットの成功
以上の予測とアタックの結果、
12時エリアに侵入したヒーローズは大切に残しておいた闇の兵舎を経由してギガてっちゃん以外進路を取りようがない状況に突入しています。
こうして、サザンクロス陣の12時エリアを守るミニ回廊を崩すことに成功しました。
- 配置を分析してサイドカットユニットの選択
- 配置を分析して初見リスク警戒
- サイドカットの終着点は必要な設備を残すこと!
トパコがギガてっちゃんを守る壁を打ち抜くことを見越せば、最外の壁をWBで破壊しても同じ結果に持ち込めたかもしれません。
しかし、個人的な分析不足検証不足で、ユニットが壁に阻まれて遠回りさせられる場合、どんな条件でタゲ候補を変化させるのか判断がつきません。
という次第で、トパコで打ち抜く穴が1時方向にズレることへの不安が拭い去れないままだったので、ジャンプを採用しました。
突入したらトームで大暴れ
突入さえしてしまえばこちらのペースです。
ギガてっちゃんの自爆ダメが発生する瞬間、トームで無敵状態に持ち込めています。
これによって、当初の計画通り、ゴレパートユニットの体力を保ったまま破壊率を伸ばす展開に繋げられました。
実際に、防衛援軍(ドラゴン2体)と防衛クイーンを始末した直後でも、トリプルヒーローの体力は満タン状態です(キングはシングルインフェルノを回避する早めのアイアンフィストを発動させている)。
【ITキラー!?ババキン殺し!?】知らなきゃ損する!BKのアイアンフィストでシングルITを完封しよう!中間のまとめ
サザンクロス陣は細かな回廊陣がミックスされた配置になります。
部分的に配置を眺めて何か出来ないか考えていくのも一つの手ですが、隣の回廊陣に思考が移ろってしまってプランニングが手につかないこともあると思います。
そんな迷路にはまってしまったら、本記事で振り返ってきたように、大きなイメージを作った上で、目標達成の手段を考えていく方法が突破口になるかもしれません。
壁の配置がそっくりでも、設備を入れ替えられたら攻撃側も柔軟に対処しないといけないのがクラクラの面白いところ。
いろんなアタックの根っこに横たわる思考方法。
本シリーズがそんな思考方法に響くヒントになれたなら、それ以上の喜びはありません。
次回で短編シリーズも完結の予定。
果たして本当に完結するのでしょうか!?
【サザンクロス陣攻略 2−1】プランニング編!大きくデザインして、攻撃の狙いを確実に達成しよう! 【サザンクロス陣攻略 2−3】完結・プランニング編!ハンターユニットの選び方とは?回廊陣を崩すユニットコントロールを!
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