数日前に食した塩分濃厚なお鍋で身体中の水分が蒸発したRyodeathです。
今回は、上級編と題して、ラヴァのルート取りについて考えてみようと思います!今までの記事の中では、包み込みの記事と対空砲を折らない攻めの解説記事の2本と関連性が高いと思います。
「ラヴァハウンドってなんじゃそりゃ」という方は、こっそりこちらのページ(ラヴァハウンド基礎の基礎)を読んでおくと良いかもしれません💡
Contents
話のはじめに
おさらい
クラクラのユニットの中で唯一3段階のターゲット優先順位を備えるラヴァハウンド。ラヴァが最優先する対空砲の位置関係は、ラヴァバルアタックをする上で必ず確認しなければなりません。
話題を変えて、ラヴァバルアタックは、『⑴ラヴァが先行して盾の役割を果たし、⑵追いかけるバルーンが敵の防衛設備を無力化する連携攻撃』が発揮されることで無類の破壊力を生み出します。
この連携は、ラヴァが防衛設備を無視して対空砲に突っ込む(≒深い位置に先行する)からこそ成り立つ連携です。試しに、ゴーレムとジャイアントで同じことをやっても、どのユニットも同じ設備をターゲットしていくはずで、「前後」の連携は生まれません。
そして、いわゆる陸の削りと呼ばれる作業では、ラヴァバルの天敵(各種対空設備やユニット)を排除して、空パートを楽に戦う下準備を行います。
問題提起
さて、おさらいを踏まえた上で問題です。
陸の削りで、対空砲が多く破壊できると見込まれる場合、手の届きそうな対空砲を折れるだけ折った方が良いのでしょうか?
抽象的な話はわかりにくいので、画像を追いかけながら考えてみましょう!
色気を出しちゃう参考例その1
配置の確認
⇧まずはこちらをご覧ください。対空砲が「台形型」に配置されたパターンです。クイーンを対空砲から隔離気味に配置することでハイブリット系の陸攻めを牽制する狙いが伝わる陣ですね。
さらに、お決まりのように中央エリアに対空設備が密集している配置です。少なくとも、回転式は通用しません。✖
なお、ほとんどの設備が省略されているのは、分かりやすくなるかなぁと思ったからであり、手抜きをしているわけではありません。(言い訳)
ラヴァが作り出す安全圏の確認
対空砲を全部残した状態で、ラヴァによって発生する安全圏を確認してみます。
指先の器用さの限界で丸は歪んでいますが、大目にみてください。
ラヴァが対空砲に取り付いた時、大体、上記画像に○で示したエリアがバルーンの安全圏と考えてよいと思います。
(注意:厳密には、対空砲基準ではなく(✖)、各種対空設備を基準にして(○)、防衛範囲内にラヴァが留まるかどうかを確認しなければなりません。本ページでは、対空砲を折ってよいかどうかをテーマにしているので、わかりやすさを優先して上記画像を採用しています。)
ここで確認できるのは、やはり、「中央エリアにラヴァが留まる流れは対空砲をすべて破壊した後にしか生まれない。=回転式の相性が最悪。」ということですね。
陸で2本折った後に見える景色…
先ほどの配置を、例えば、「ゴレボウラーとダブルヒーロー」あたりで削り、対空砲を2本折ったと仮定します。
パターン1
⇧4時と6時の対空砲を折ったとします。
どうでしょうか。天敵中の天敵、対空砲が消滅した反面、ラヴァによる安全圏は9〜12時のエリアに縮減されました。この状況で問題になるのは「対空砲が配置全体を見渡して偏って残っていること」です。
偏りの結果、ラヴァハウンドを意のままに操って中央エリアを先行させることは困難になります。(考えられるとして陸で削ったエリアを追い越す方法ですが、バルーンが追いかけきれません)
結論として、この状況から中央エリアを空で潰そうとするならば、中央エリアはラヴァの盾(ラヴァの先行)に期待できないことを織り込んで戦うべきです。
おそらく、ここまでの説明ではよく分からないと思うので、比較パターンをご覧ください。
パターン2
⇧6時と9時の対空砲を破壊した状況です。
ラヴァによる安全圏は先ほどと同じく縮減されています。しかし、あえて違いを指摘すれば、対空砲の偏りが生まれているものの、中央エリアをまたぐ形で対空砲の導線が残っている点です。(画面左上から右下のライン。方向問わず。)
先ほどの結論と対比すれば、この削り方は、中央エリアでラヴァの盾(ラヴァの先行)が期待出来る戦いになります。
「ふ、ふ〜ん」と反応に困っている読者様が続出している気配なので、もう一例取り上げてみたいと思います。
色気を出しちゃう参考例その2
同じく安全圏の確認
台形配置を回転させたものですね。これもちょこちょこ見かけます。
距離の近い2本を折ってみましょう。
2本折った後
⇧この状況では、中央エリアをラヴァがかすめるものの、バルーンはラヴァの盾無しに中央エリアを戦う展開を強いられます。
ラヴァバルの優位性を最大限に発揮することは難しそうです。
いっその事1本折りなら
⇧上記画像であれば、7時→5時と破壊していくと、5時→10時方向にラヴァが走り始めます。
中央エリアでラヴァバルの優位性を発揮できそうです!
「ラヴァのコントロール」と「プランニング」
以上の確認を踏まえて、考えを整理してみます。
- ラヴァバルの強さはラヴァ(盾)が先行することで発揮される。
- ラヴァは対空砲だけ狙って移動するからバルーンより先行できる。
- 対空砲は空攻めの天敵だが、ラヴァの停留所でもある。
- 対空砲の残し方次第で、村の深い位置でも「ラヴァバル」を展開できる。
本記事で特に強調したいのは、3の考えです。
対空砲は、折れるものなら折ってしまいたくなります。
しかしながら、対空砲を折りすぎたために、村のど真ん中の高火力エリアでラヴァの体力を活用できない状況が作り出されてしまうこともあります。
包み込みの記事では、バルーンの挙動をコントロールする作戦を紹介しました。その発展系として、本記事では、ラヴァの挙動をコントロールする作戦について考えをまとめてみた次第です。
問題の答え 本記事の狙い
冒頭に提出した問題の答えは、「対空砲を折っても折らなくてもどっちでもいい」になると思います!
本記事は、対空砲を2本折ってはイケナイとか、2本折るなら対角線に折るべきとか、攻め方を限定する狙いは一切ありません。
単純に、対空砲の残り方次第で「ラヴァバルの連携」が維持(展開)できるエリアが決まってくることを見抜いておこう、というプランニングの提案です。
中央エリアに呪文を連発してラヴァの体力に頼らない攻撃を繰り出すことも魅了的なアタックで、他方、ラヴァの挙動をコントロールして全面的にラヴァを活かす攻めも同じく魅力的です♩
攻めの奥深さを味わっていきましょう♩それだけを言いたかった記事なんですね。
- 対空砲にとらわれない自由な攻めを!
- 対空砲はラヴァの停留所!
参考動画(再掲)
中央にラヴァを走らせた攻撃を2つと、中央を呪文で乗り切った攻撃を1つ、合計3つの攻撃をご紹介いたします。
⇧対空砲を対角線に残した攻撃です。
⇧対空砲を全部残して空を開始した攻撃。
⇧これは、中央エリアにラヴァを通さず、バルーンと呪文だけで中央を破壊した攻撃。
おわりに
「削ればいいってもんじゃない」「対空砲を折らなきゃいけない」、そんな固定観念をぶち壊す柔らかい発想で、攻めるもワクワク、見るもワクワク、そんなアタックを繰り出していきましょう!
【クラクラ空攻め研究室】案内所
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