年をまたいで実現したkepauvosさんとの交流戦を振り返ります。
最後の一瞬まで勝負の行方はわかりませんでした!
Contents
交流戦のお誘い
kepauvosのリーダー、シニョリーニさんから交流戦のお誘いをいただいたのは昨年10月の話し。
その後スケルトン工房のイベントが続き、私が体調を崩し、あれやこれやと時間が過ぎてようやくマッチングに成功したのが1月13日。
あんまりクランの外に出て宣伝することが得意ではない私にとって、こうして交流戦のお誘いをいただけるのは間違い無くBlogの存在あってこそ。
そしてBlogの中身を充実させてくれるのは、日々飽きさせないドタバタ劇、愛憎劇、トンデモ発明チャレンジ、などに全力でぶつかる職人さんの存在と、その職人さんとガチンコで戦うライバルの存在あってのことなのです。
改めてありがとうございます!
年をまたいで実現した今回の交流戦も、開幕から全壊一本狙いばかり。
早速、興奮の一戦を振り返ってみましょう!
交流戦概要
- TH比
- TH11 = 4
- TH10 = 9
- TH9 = 7
- ルール
- なんでもあり
TH9の戦いは豚と風船
今回、TH9はお互いにクセの強い配置を出し合った形になりました。
開幕から全壊アタックが飛び出し、変則配置に必ず存在する弱点が割れてしまった配置から消えていく構図になっていきます。
TH10・11に比べると、攻撃方法の多様性に富んでいたのがTH9でした。
その上で、主力ユニットの傾向が両クランはっきりしていたのは興味深かったです。
ホグライダーを操るkepauvos 対 バルーンを飛ばすスケルトン工房
互いに7個中6個を同格アタックで仕留め、TH9の戦いは痛み分けといった内容だったと思います。
TH9同格の猛攻をしのぎ切った小梅さんととっつぁんさん、お見事でした!あなたが守護神!
(もっぱら私の時間の都合で都合12個の全壊リプを保存できませんでした。無念)
TH10
攻撃先に見える両クランの戦略
TH10の戦い方も興味深いものでした。
今回の人数比的にTH9がパーフェクト近いペースならば(実際にそうなっていました)、勝負を分けるのはTH10・11の全壊数になってきます。
kepauvosさんはこの辺り実に冷静で、TH10の同格全壊を積極的に狙いに行く攻撃と、TH11への格上煮干しを確保しに行く攻撃を巧みに使い分けていました。これによって、TH11の手数を浮かせてTH10を仕留める(全壊数を増やす)戦略です。
合理性と安定感を考えると、当ブログで「スイッチ」と呼んでいるこの戦略は確かなものを備えています。
対してスケルトン工房は、TH10からTH11への格上煮干しアタックは対戦終盤で手数が死んでしまったりしない限り、つまりよっぽどの事がない限り禁止しています。
kepauvosさんの牙城を崩すには意地でも同格全壊を伸ばすしかない!
しかし、結果的には、両クランの同格全壊は1個ずつ!
そうなると、TH10の全壊数では、11→10の手数を巧みに稼いだkepauvosさんに軍配が!工房、苦しいか⁉
攻撃の流行は豚に傾く
TH10のレアキャラになって久しかったホグライダー。
しかし、幾つかの条件を備えた配置に対してはホグラッシュに活路があると発見され、この流れをインフェ弱体化が後押ししたことで、ホグライダーがTH10全壊戦術に堂々と割り込んでいるのが現状ではないでしょうか。
ヒーリングと相性の良いユニットは息を吹き返していますね(バルキリーやディガーも確実に使えるユニットになってきています)。
対して、もともとヒーリングを使う場面が限定的なバルーンに関しては、インフェ弱体化の影響が小さい形になります。
アプデを意識すると、陸の勢いが復活している時期ではないでしょうか。
レックボックさん クイヒーゴレネクボウラー
kepauvosのレックボックさんが工房のてっちゃんの配置を見事な初見全壊で粉砕しました。
マルチインフェのエリアをクイヒーで削り、シングルインフェのエリアをネクロを混ぜたラッシュ攻撃で攻める。
おそらく、開幕間もないWBが失敗していることを考えると、クイヒーと主力ユニットの合流はプランと異なる形だったのだと想像します。
それでも、もともとのプランニングデザインが優れているから結果を残せたのではないでしょうか。
リプを見てみればなるほど納得の理由が詰まっているアタックでした!
SEIさん ジャイホグ
こちらはジャイホグの全壊。
シングルインフェルノに対しては、ゴーレムよりもジャイラッシュの方がインフェの火力上昇を中断(リセット)できるメリットがあります。
いつもならゴレを当てて削るエリアをジャイに置き換える攻撃はすでに流行しているし、選択肢の一つとして加えておきたい発想ですね。
工房では比較的早くこのテクニックを導入したのがKAZサマーで、実はこの攻撃のなぞりのモデルになったのもKAZサマー。
SEIさんはリプレイをテープが擦り切れるほど繰り返し再生しつつ、KAZサマーの自己分析コメントと職人さんとの感想戦を基にして、今回のなぞりプランを練り上げて行ったそうです。
これぞクラン対戦。これぞチーム戦!
【クラクラ攻略】⒈「クラン対戦なぞり」の極意!⒉丁寧に再現して大胆に変更しよう! 【工房日誌】感想戦の効能。クランの底上げ!恥ずかしがらずに!TH11 やっぱりド派手なイーグルハント
イーグルハントはインフェルノが弱体化したと言っても”楽ではない”というのが私なりの感覚です。
昔より難易度が下がったからといって、TH11を全壊して当然、というバランスにはなっていないんじゃないかと受け止めています。
もちろん、一アタッカーとしては、いつか言ってみたいものです。「フゥ。3年ぶりに全壊逃してしまったな。また一からやり直そう。」みたいな台詞を。
両クランの戦略から生まれるチャレンジ回数の差
戦略の話になりますが、kepauvosさんとスケルトン工房では、TH11の同格アタックに向ける手数が変わってきます(スイッチ)。
TH10の星取りでリードを許した工房ですが、戦力的にアドバンテージのあるTH11で取り返すしかない格好です。
(工房の攻撃は全てTH11の戦力でイーグルハントに向かいますが、kepauvosさんはTH10の戦力も混ぜて攻撃するため、全壊の期待値に差が生まれています。)
今回は必死のアタックで2つのイーグルハントに成功したので、のちほどリプを載せます。
防衛戦略の興味深さ 回廊陣
両クランの攻撃戦略はそっくりそのまま防衛戦略にも影響していたと感じます。
kepauvosさんは4個中2個の村が回廊系の配置を採用。
対して工房は4個中1個の村が回廊系の配置を採用。
TH10の戦力でTH11の回廊陣から確実に煮干しを奪うのは、出来るけれども簡単な話でもないと思います。回廊陣よりは、THを差し出した変則全壊対策陣の方が格上煮干しを奪いやすいと思います。
工房の考え方は「回廊陣は同格に全壊される覚悟を決めて採用する」です。
その上で、アクセントをつけるためにわずかに回廊陣を採用しています。
そんな背景もあってか、格上煮干しをけん制したkepauvosさんと、同格全壊をけん制した工房、というTH11の防衛戦略模様があったと思います。
結果を書いてしまうと、工房の回廊陣はTH11の攻撃を全壊未遂の煮干しで逃げ切り、他の村はTH10から煮干しを奪われる格好になりました。
ぷれささん AQwalkネクボウラー
ぷれささんの男気一発初見全壊アタックです。
壁に侵入した後の回り方は時計回りを想定していたとのことで、対戦の途中からはほぼアドリブだったとのこと。
しかし、中央に切り込んだボウラーをサポートするために、ボウラーにくっ付いているヒーラーを意識したレイジロードを作り出しているのは実に見事でした。
レイジはユニット数の掛け算によってコスパが変動する呪文なので、ヒーラーのついたボウラーラッシュにレイジが乗った時は”無双”しやすいですね。
レイジの使い方がうますぎてクロークを使う場面がなくなるという圧巻の一撃でした。
Ryo ゴロブリッド
まだ誰もTH10や11が動いていない時間帯、TH9の攻防に火花が散る時間帯に突っ込んだ初見全壊アタックです。
各種防衛設備がTH11カンストになっていないギャップを徹底的に利用した(ユニット性能に頼った)編成と呪文回しでプランニングしてみました。
大人気ないといえば大人気ない一戦ですが、工房は取れそうな村から全壊を決めないと勝つ道がなくなってしまうのでかなり緊張しました。
クイーンが最後に死亡してしまったり、フリーズがウィズ塔にかからず空振りしていたり、内容は褒められたものではないですが「結果を残せてよかった。」の一言に尽きる攻撃でした。
再戦を誓って
両クランの全力をぶつけた交流戦は、約2パーセントの破壊率でスケルトン工房が逃げ切りました。
上記レビューはTH順に書いていましたが、実は、Ryo・ぷれさコンビは開幕の夜に初見全壊を達成してプレッシャーをかけ続けた展開でした。
それを跳ね返すように堅調に星を奪い返すkepauvosさん。
最終盤は星がもつれて大混戦。
ラスト一戦まで結果の見えない時間が続き、観戦者はどの戦いも20人前後を推移。
贅沢な時間を堪能できました!
個人単位でも、クラン単位でも個性がはっきり現れたのはとても興味深かったです。
対戦後のご挨拶も暖かく迎えてくださり、いつの日かの再戦を誓い、さらにクラクラが楽しくなってきました♪
また、対戦リプレイの公開についてもご理解をいただきましてありがとうございます。
改めて、kepauvosの皆様、ありがとうございました!
そして対戦に参加したメンバー、また、応援に声をからしたメンバー、皆様、ありがとうございました!
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