安定感。手に入れたいですよね。Ryoです。
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このページは
THが混在するクラン対戦。
そこで避けて通れないのが格下埋めのプレッシャー。
どんな攻撃だって失敗はつきものですが、失敗を減らすちょっとした思考方法を考察・整理してみるページになります。
- 格下埋めの失敗を減らしたい!
前提 格下埋めに期待される状況
まずは、当ブログで「格下埋め」という単語に込められた背景であったり、状況であったりを整理します。
いろんなクランでいろんな使われ方をする言葉なんじゃないかと思っています。
「格」=「TH」
当ブログでは、格とはすなわちTHレベルのことを指します。
成長過程の長いTH10以上の世界では、同じTHであっても結構な戦力差が存在するものですが、ここでは、TH毎に一括りに扱います。
格下と言ったときには、屋根の色が違うことを指していると考えて良いです。
初見・非初見 / ゲームバランス
格下埋めを考えるとき、クラクラのゲームバランスを無視して語ることはできません。
クラクラのゲームバランスはとても秀逸で、同格THを仕留めるときにちょうど良い難易度になるよう設計されている気がします(もちろんこの感想には個人差があるでしょう)。
この感想を前提にすると、格の違うTHを仕留めるときには難易度がグッと下がる理屈になります。
- 格下埋めは、ゲーム設計上、全壊難易度が下がる
クラン対戦のアタック難易度を左右する要素に、初見・非初見の違いがあります。
当然、中身の不明な初見の方が難しいです。
これまた個人的な感覚ですが、初見で跳ね上がる難易度より、格下埋めによる難易度低下の方が影響が大きいと感じています。
平たく言えば、初見であっても、格下埋めは”簡単”に感じます。
クランのチームワークにも依存する話ですが、格下埋めの場合、初見村から一発で星3を奪うことを期待されるのが自然なことではないでしょうか。
さらに言うと、格下埋めの場合、攻撃側のアドバンテージが大きすぎるので、得意配置不得意配置の好き嫌いも関係ない気がしています。
- 格下埋めは、初見であっても、不得意配置であっても、攻撃側がなお有利!
考察ーミスの原因
ようやく本題に入ります。
度合いは別にして、格下埋めが攻撃有利であることは多くの納得を得られる話だと思います。
しかし、現実にはミスも生まれる。
格下埋めを生涯100%の全壊率で貫き通したらそれはそれですごいことですが、そんないるかいないか分からないプレイヤーさんは、尊敬の念を込めて本稿の考察対象からご退場願うことになります。
どんな攻撃だって失敗はある。
しかし、失敗を減らす努力はできる。
総論 戦力の無駄遣い
失敗アタックを振り返ると、有り余る戦力を使いきれていない形が多いです。
戦力を使いきれないのは結果であり、その原因を考えないといけません。
こればっかりは全アタッカーにインタビューしないといけないですが、できていません。
そこで、眺めていて思うのは(自分の失敗を振り返って思うのは)、巨大戦力にあぐらをかく油断があったのではないかと言う仮説です。
少なくとも、スケルトン工房では同格を仕留める能力を備えた人がとても多く、格下を仕留められない致命的な理由などあるわけがないのです。
- 巨大戦力が油断を生み、油断が無駄遣いを引き起こす
リスキーな攻めの採用
リスキーな攻めを採用することで、敵の戦力にかかわらず大損害を発生させる危険が発生します。
典型的なのは、クイヒーに代表されるヒーラー戦術、召喚前提のネクロ戦術になります。
ヒーラーは、対空砲に撃ち落されると50〜70前後のコストを喪失します。これはTH格差による20コストの巨大アドバンテージを一気にひっくり返される計算です。
ネクロも本体が12コストなので、ぽこぽこ始末されてしまうとスケルトン召喚のメリットを失うばかりか、簡単に20コストのアドバンテージを失います。
ヒーラー戦術やネクロ戦術は、理論上無限のHPを利用して戦えるので、ゾンビ攻めと呼ばれます。
ゾンビ攻めは格上THを壊すポテンシャルを持っている反面、打たれ弱さもはっきりしているが故に格下に負ける脆さを持っています。
かといって、格下攻めに採用するなという話ではなくて、油断せず、慎重にプランを組み上げる過程を大切にしたいですね。
- ヒーラー戦術やネクロ戦術→ゾンビ攻め
- ゾンビ攻め=相手のレベル関係なく打たれ弱さのはっきりした攻め筋
- 格下埋めであっても、慎重さを失わずプランニングする
ラヴァ 格下埋め特有のリスク
全壊戦術と言ったらラヴァ。ラヴァと言ったら全壊。
ラヴァバルの破壊力は極めて高いのですが、格下埋めをするときにひときわ注意しないといけないのもラヴァ戦術です。
先に挙げたゾンビ攻めは、ゾンビたらしめるヒーラーやネクロが打たれ弱いユニットだからリスキーな攻めと分析しました。つまり、ユニットが死んでしまったら困るのです。
その他の攻めで、例えばゴレウィズを想定すると、やはり、ゴレがあっさり死んでしまったら困るのです。
これらの攻めは死んだら困るの理屈で動いているので、格上が格下を攻めるのは基本的に得な状況です。
一体何の話かというと、クラクラのユニットの中で唯一、生き残ったら困るユニットがラヴァなのです。
ラヴァの攻撃力がスケルトンにすら劣るのはあまりにも有名で、はっきり言って役立たずなのです。
ラヴァハウンドは狙って割るから強いのであって、防衛設備を壊し切った時にラヴァがほとんど生き残っているのは大失敗なのです。
さて。
そんなラヴァ戦術の基本知識を踏まえると、格下埋めの時に、ラヴァが割れてくれない問題が発生することが分かります。
格下埋めの時に攻撃のバランスが最も崩壊しやすいのはラヴァ戦術なのかもしれません。
この問題に対する主な対策は次の通りです。
- ヘイストのタイミングを後ろ後ろにしてラヴァを放置する時間を作る
- 余ったユニット枠でガーゴイル(回収ユニット)を連れて行く
- 格下にラヴァを仕掛ける時は、とにかく時間切れに注意!
ワンポイント 同じ戦力で考える
格下埋めの時、油断する可能性を摘み取る一つの方法をご紹介します。
それは、「自分も相手と同じ戦力になって考える」ことです。
TH8〜12の間は、ユニットが20枠ずつ増加し、援軍枠は呪文込みで強化されていきます。さらに、ヒーローの追加やレベル解放も見逃せないですね。
すでに強化された戦力を一旦放棄して、相手のTHのカンストスケールでプランを考えてみてはいかがでしょうか。
言い換えれば、同格になったつもりでプランニングすることになります。
そうすることで、クラクラ本来の緊張感溢れるゲームバランスでプランニングしやすくなります。
そして出来上がったプランニングを軸にして、余っている戦力を足して「ダメ押し」していく。
こうすることで、戦力の無駄遣いとサヨナラできるかもしれません。
(2)油断と無縁の緊張感あるプランニングが始まる。
(3)出来上がったプランニングにあまりの戦力を加えてダメ押しする。
まとめ
- 格下埋めは成功させて当然のプレッシャーがある
- しかし、誰にでも失敗はある
- 失敗を減らす分析を欠かしたくない!
- ヒーラー戦術やネクロ戦術→ゾンビ攻め
- ゾンビ攻め=相手のレベル関係なく打たれ弱さのはっきりした攻め筋
- 格下埋めであっても、慎重さを失わずプランニングする
- 格下へのラヴァは要注意!!!
- ヘイストのタイミングを後ろ後ろにしてラヴァを放置する時間を作る
- 余ったユニット枠でガーゴイル(回収ユニット)を連れて行く
- 格下にラヴァを仕掛ける時は、とにかく時間切れに注意!
(2)油断と無縁の緊張感あるプランニングが始まる。
(3)出来上がったプランニングにあまりの戦力を加えてダメ押しする。
誰でも味わう失敗のほろ苦さ。
でも、そんな失敗を分析すれば、格下のみならず、同格、格上に食らいつくヒントが転がっているはず。
スランプの一言で片付けないで、スランプのど真ん中に飛び込んだら面白いことが起こるかもしれません!
”考える”タイプの記事になりましたが、お付き合いありがとうございました!
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