遊び方が様々なら練習だって十人十色。伸びのある高音域とトリッキーなラップスキルに定評のあるRyoです。
クラン対戦中毒者
クラン対戦が楽しくて仕方がない。
攻撃に失敗すればその夜の気分は深い海の底に沈みながらも海底火山の如く次なる戦いへ向けて沸騰していくし、成功したらしたで喜びのうるおいに満たされるのは束の間、次なる興奮を求めて心は乾いていくのです。
そんな後戻りのできないクラン対戦中毒患者たち。
あなたのクランにも居るんじゃないでしょうか?
もしかしたら、あなた自身がそうなのかも。
今回の記事は、そんなクラン対戦中毒者を想像しながらクラン対戦の練習についてツラツラ考えてみようと思います。
クラン対戦の攻撃を構成する要素
攻撃を構成する要素。
色んな角度で切り口を見つけられそうなテーマです。
ここでは、”準備”と”実行”の要素に目をつけてみたいと思います。
準備
当ブログで用いられる単語に寄せて表現すれば、プランニングですね。作戦立案・作戦会議と言っても意味は同じです。
ワクワク
私は釣りキチだったりするので釣りの話に例えるとしっくりくるのですが、何を釣りに行こうか、どこに釣りに行こうか、いつ釣りに行こうか、釣るためにはどんな道具が必要なのか、仕掛けは何種類作っていこうか。
ってな具合に、実際に釣り糸を垂らす前の段階が準備なのです。
そして、この準備の時間が堪らなくワクワクするのですね。
「釣りなんてやったことないよ」という方は、何か自分の大好きなことを思い浮かべてみてください。
いざその時を迎える前の準備の時間って、とてもワクワクしませんか?どうですか?
何かを思い浮かべた結果ワクワクせずにムラムラしてしまった方はちょっと趣旨を誤解している節もありますが、まぁ話を進めましょう。
さて。
そんなワクワク準備タイム。
クラン対戦の攻撃は、攻撃ボタンを押したら長くたって3分30秒後に結果が出てしまいます。あっという間です。
その攻撃の前には、色んな葛藤と決断がヒシメイテいるものじゃないでしょうか。
「このサイドカットで足りるかな」「防衛援軍は何かな」「自分の援軍は何を貰おうかな」「仲間の攻撃を待った方がいいかな」「計画通り指が動いてくれるかな」「いったん攻撃プランを白紙に戻そうかな」「ログイン人数増えればもっと注目されるな」
本当に色んなことが頭の中を駆け巡ると思います。
クラン対戦のプレッシャーでもだえ苦しむ日もあるかもしれませんが、そんなプレッシャーの中で新技を閃いてしまうこともあるのだから面白いものですよね。
実際に攻撃している瞬間よりも楽しいかもしれない。準備はそんなワクワクタイムなのです。
実行
悩みに悩んで決断して。
攻撃ボタンを押したら誰も助けちゃくれない時間の始まりです。
しかし不安に思う必要は無いですね。
攻撃中は紛れもなく攻撃している人がクランの対戦の主人公なのです。
読み通りに事が運ぶこともあれば、全く違う世界が広がっていくこともある。
やり直しがきかない中で全力を尽くす。
パッと広がってサッと消えていく花火のような時間がクラン対戦のライブアタックの魅力ですね。
攻撃の練習
環境の変化 フレチャの制限
事の善悪や責任なんてここでは問題じゃないのですが、とにかく、現在の環境は基本的にフレンドチャレンジ(フレチャ)が十分に楽しめなくなっています。
ユニットを消費せずに攻め続けられることと、何種類かの配置を繰り返し練習できる。
そんな夢のような環境を作っていたのがフレチャです。
そのフレチャが一時的に制限された今、クラクラ中毒患者はどんな練習方法を実践するのでしょうか。
フレチャは万能だったのか
フレチャが便利な練習手段であることは多くの中毒患者が納得する話だと思います。
しかし、これが万能であるかと言われれば意見は割れるのではないでしょうか。
私は、フレチャは”準備”と”実行”にあてはめれば、実行よりの練習方法だと整理しています。
フレチャの良いところは何度でもやり直せるところです。最初は出来なかったユニットの置き方や呪文の落とし方が徐々にイメージ通りになっていく快感と興奮はとても贅沢な時間ですね。
しかし、この良いところは悪いところにもなりかねない要素です。
何度もやり直しがきくからこそ、攻撃前に慎重に配置を分析してユニットを組み替えて攻撃プランを1から組み立てる作業が面倒になってしまうのです。
最善の準備をしようという段階が抜けてしまって、今あるユニットの最善を尽くす発想で準備が終わってしまう。
もし、「フレチャでは調子いいけど対戦でコケてばっかりだ」と悩む人がいたなら、フレチャとクラン対戦は根本的に性格の異なる存在なんだと頭を切り替えた方が良いかもしれません。
指を動かしたりユニットの動きを肌で覚える練習になっても、ザクザク繰り返してしまえるフレチャでは準備の練習にならない落とし穴があるのではないでしょうか。
(もちろん、慎重に配置を眺めてユニットを組み替えてプランを練ってフレチャを利用する方もいると思います。ここではフレチャの危険性を考えてみました。)
量と質
量を重ねれば質が良くなる。
そんな考えを当てはめると、量に特化して練習できるフレチャは攻撃の質の向上に役立つと言えそうです。
しかし、それは指を動かす領域の練習にとどまりがちな話だったことは既に考えてみました。(攻撃の要素の内、「実行」の話)
では、視点を”準備”に絞ってみると、準備の中身を充実させる練習はどんなものがあるのでしょうか。
本番
本番に勝る練習は無いのだから、クラン対戦の経験に勝る練習はありません。
負けてもへこたれずクラン対戦に出ているプレイヤーは、確実に進歩するチャンスを掴もうとする人じゃないかなぁと思っています。
マルチアタック
フレチャ以上に攻撃する配置を選べるのがマルチアタックです。
自分の組んだ編成が有効に機能する攻撃手順をあらかじめ頭に描いておいて、その条件に合った村を探す。
本来のクラン対戦とは配置とユニットの主従関係が逆転していますが、それでも、攻撃プランを意識した練習になりますね。
最近の問題としては、検索時間が長くなってきていることでしょうか。
不便になったフレチャ
不便になったフレチャは配置の変更がききません。
そうであれば、その配置を何通りの方法で攻略できるのか考えて実践してみるのも良い練習になりそうです。
今の不便さを逆手にとって、考える時間、準備する時間に重点を置いた練習になってくれそうですね。
考える時間を大切にしてみる
時期は不明ですが、そのうちフレチャ機能は復活すると期待しています。(手間を惜しまなければ今でもフレチャを遊ぶ手段はありますが)
クラクラの攻撃は「じっくり考える時間」が楽しみの一つになっていると思います。
大量消費のフレチャがちょこっと影をひそめている今こそ、駆け引きの海に潜っていって深い楽しみ方を堪能するのも悪くなさそうです。
(と、ここまで長々書いてきて、最近全くマルチ攻撃をしなくなった自分のクラクラ練習スタイルを自己弁護してみるのでした。)
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