全壊にスーパーテクニックは要らない。よく知られた基本で組み上げられた全壊は最高の作品の一つだと思うこの頃のRyoです。
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ゴレウィズの基本
ゴレウィズの基本は、と尋ねられたとして何と答えたら正解なのでしょうか。
自分の中の経験値を比較するとゴーレムよりラヴァハウンドといちゃついてきたことが多いので何の不安も感じないわけではないのですが、私ならば、ゴレウィズの基本は「ゴレが前!ウィズが後ろ!」と答えます。
敵の攻撃をゴーレムで受け止めて(ゴレが前)、安全圏から遠距離攻撃ユニットで攻撃し返す(ウィズが後ろ)。
このコンビネーションがゴレウィズの基本だと思います。
ミニゴレの落とし穴
仮に、ゴレとウィズを横並びに同時に配置したと考えてみましょう。
この場合、防衛設備からの距離次第ではウィズが打たれて即死、その後一人残ったゴーレムが攻撃される展開になりかねません。「前後」のポジショニングが崩れたためにコンビネーションが崩れるリスクが生まれているとも言えます。
ゴレウィズが敵配置に食い込んだ先には、この前後のコンビネーションが崩れるリスクが潜んでいます。
ゴーレムの体力が尽きると2体のミニゴレに分裂します。
この時、敵防衛設備の目には、攻撃を引きつけていたビッグゴーレムが小さくなったとは判定されません。
ビッグゴーレムが消滅して、そこに新しく2体のミニゴレが生まれたと判定されます。
この二つの考え方は似ているようで大きな違いがあり、防衛設備はゴーレムの破裂とともに攻撃対象(ターゲット)を新しく探しなおします(リセット)。
これによって、ミニゴレになったタイミングでウィザードたちが横から打たれる(横打ちされる)リスクが発生します。
「ミニゴレになってもウィザードたちの盾になってくれるはず」と思い込んでしまうと思わぬ失敗を招いてしまうので、要注意ですね。
「捨てゴレ」でゴレウィズを伸ばす
言葉ではなんとなくのイメージしか伝わらないので、重ゴレのリプを追いかけて横打ちリスクの回避方法「捨てゴレ」も確認しておきましょう。
攻略配置とイメージ(TH9)
TH9の戦いですね。
緑の矢印に沿ってゴレウィズ(ボウラー使用)を貫通させようというのが今回の狙いです。
(この狙いを思いついた理由は今回の記事とは趣旨が異なるので割愛いたします。)
下調べで横打ちリスク確認
アチャ塔をタップしてゴレウィズの進路上に攻撃が届いてしまうことを確認しました。
このアチャ塔から見たら、ゴレとウィズは前後ではなくて横に並ぶ格好になるため、ミニゴレの破裂(=タゲリセット)によって横打ちされるリスクがあります。要注意です。
同じく、大砲もわずかながら横打ちを仕掛けてくる存在でした。
どうすればこのリスクをゼロにして戦えるでしょうか。
「捨てゴレ」の考え
ゴレウィズは、ゴレを前にして戦うため、多くの場合、壁の向こう側(=防衛配置の中心)に向かってゴレを誘導して攻めたくなります。
しかし、ゴレを多く連れて行く重ゴレの場合、ゴレを同じ場所から大量に侵入させても複数のゴレが連動して盾にならない展開になることがあります。言い換えると、複数の場所にゴレを散らした方が敵の攻撃を効果的に引き付けられることがあります。
この発想を推し進めると、重ゴレの場合、すべてのゴレを村の中心に誘導する必要はなくて、特定のゴーレムは壁に張り付いたまま捨ててしまっても仕事を果たしていると評価できることになります。
深いサイドカットや、進行先の裏ターゲット独占を狙う際に使えるのが「捨てゴレ」とも言えそうです。
実践リプダイジェスト
↑横打ちしてくる防衛設備の攻撃を「捨てゴレ」が引きつけています。
↑ゴレが攻撃を引きつけたことを確認したら、素早くウィザードを展開します。
↑ご覧の通り、捨てゴレを軸にしたゴレウィズによって横打ちリスクの防衛設備が粉砕されました。
これで主力のゴレウィズは横打ちの不安なく戦えます。
主力のゴレウィズは基本を守って
- 白丸がゴーレムのポジション
- 白矢印がウィズ達の攻撃方向
- 赤矢印が敵の攻撃
このように、敵と味方ウィザードの攻撃方向(矢印)が向かい合っている状態がゴレウィズの理想的な状態です。
ゴーレムの体力が怪しくなるポイントでレイジを投入しています。
先程に比べて、ゴレが敵の村に侵入している分、敵と味方の攻撃方向(矢印)が真っ直ぐ向かい合わずに「く」の字に曲がっていることが確認できると思います。
この状態でゴレが破裂すると「横打ち」のリスクが発生する、という理屈ですね。
なお、進行方向向かって左からの横打ちリスクを承知で本体を投入した理由は、左方向の邪魔者は自軍クイーンで差し返せると予測したためです。
ゴレの破裂によって打たれ弱い遠距離攻撃ユニットが横打ちされることを見越してヒーリングも投入しています。
矢印はかなり混戦しています。
しかし、ゴレは順調に進行して巨大爆弾も解除しています。
村の中心地にジャンプを落としていますが、進みたい方向に飛ぶよう、飛びたくない壁にはジャンプがかからないようにしています。
最初に描いたゴレウィズの進行が達成できているようです。
ゴレとキングが先行し、体力十分のクイーンも追随しています。
この先の1ブロックでも大暴れ間違いなしの状態ですね。
右方向の横打ちをケアしていなかったら反撃する術はなかったので、ここまで上手くはいかなかったかもしれません。
リプレイ
ゴレ3ラヴァ1のほぼアルティメットになります。
攻撃成功の秘訣は「ゴレウィズの伸び」とこれを支える「捨てゴレ」なのであえて言うなら陸攻めと考えています。
まとめ
- ゴレウィズの基本は「ゴレが前ウィズが後ろ」
- ゴレがミニゴレに破裂する時の「タゲリセットと横打ち」に注意
- ゴレは必ず壁の向こうに誘導しなくても良い(捨てゴレ)
ゴレウィズはいろんな切り口で分析できるコンビネーション攻撃ですね。
いろんな角度で考えを整理して全壊アタックの一部になれたのなら幸いです。
進めゴーレム!
【クラクラ陸攻め研究室】案内所
Ryoリダへ¨̮♡︎
いつもわかりやすく解説ありがとうございます¨̮♡︎
いつも忙しい中、すごくたくさんの事を教えてくれているのに…なかなか消化しきれずでごめんなさい(*´・人・*)ゴメンナサイ
ゴレウィズの記事待ってました¨̮♡︎
ラヴァルンコンビのことは、リダのたくさんの記事を読んだりリプを見たりして、よーく考えなきゃって気をつけてたけど、ゴレウィズはなんとなくするから結果もなんとなくで…なんなんだ=͟͟͞͞( ¯−︎¯ )と思ってました(σ・з・)σ
よく考えてゴレウィズが上手くなるように練習しますっ¨̮♡︎
小梅
>小梅さん
いつも閲覧ANDコメントありがとうございます
クラクラというゲームは、ルーキーとベテランの経験値の差が攻撃成功の確率の差に繋がったりする事が多いと思っています
もっと自由に、もっと高度な技を閃くためにも、本ページの様な基礎の基礎をまとめた記事がお役に立てたなら幸いです♫
これからもよろしくお願いいたします!